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オマーンが足指の移植で意義ある人生に

  最終更新日:2015-05-29

「愛する人になら、何とかして最高のことをしてあげたいものだ」。ムハンナド君が手術を受ける前日、私達はお父様と雑談をしていました。その折に、穏やかで、紳士的なお父様が突然発したこんな一言で、そこに居た私達は愛情に溢れた父の思いを感じたのです。

 

台湾の林口長庚医院は初めてオマーンから患者を受け入れました。年齢わずか3歳のその子・ムハンナド君(Muhannad)は、先天拇指奇形にかかっていました。そのため、例えば筆記具を握ったり、何かを手したりなどする時には、両手の親指が正常に動かせませんでした。そして右手親指の状況は更に深刻であり、子供はお父様に「お父さん、ぼくの親指良くなるの?」と尋ねたことさえあったのです。小さいムハンナド君のけなげな言葉に何とかしてあげたくなり、彼の気丈さも心を打ちました。そういう訳でこの病気に関する手術について、ムハンナド君のお父様は積極的にインターネットで検索し、お子様の親指を治すすべを探し求めました。彼は「シンガポールなどではこの手の手術で親指が固定できますが、親指を自由に動かせるようにはなりません。それでは本当の解決にはならないに等しいのです」と語りました。お父様は粘り強く捜し求めていると、台湾の林口長庚医院が足の指移植技術(Toe-to-Hand Transfer)を行っているのを知りました。3年前に、台湾の林口長庚医院国際医療センターの荘ケース・マネージャーと連絡を取り、この病院の技術をじっくり理解しました。そしてその翌年に、6,000キロもの距離を一っ飛びして台湾に着き、子供の診療に付き添うことになったのです。形成外科主任林志鴻は診断を行い、ムハンナド君は年齢的に幼すぎるので手術に適さないので、あと2~4年待つ必要があり、できればムハンナド君が小学校に通う前が適していると判断しました。

 

「私達はこの事実を受け入れます。それがアラーが下さった運命なのですから」。お父様はムハンナド君の先天拇指奇形に少しもうらみつらみを唱えることなく、親指が持っていた機能を快復させる適切な治療法を探すことに力を注ぎました。お父様のお子様へのいっぱいの愛情が見て取れました。そしてイスラムの「運命の定め」の観念も非常にしっかりと理解されていました。お母様はいろいろ意見を述べませんでしたが、目を見れば、ムハンナド君が治療期間に受ける痛みを思う気持ちでいっぱいなのが感じ取れました。特に採血、コンピュータ断層検査など手術前のさまざまな検査で注射が必要になり、まだ幼いムハンナド君が針に刺される痛みに耐えなければなりませんでした。だからお母様は、ムハンナド君が針に苦しむ姿を見ていられなかったのです。そして思わず私に「暫くしたらまた注射が費用ですか?」と尋ねてこられました。私達は絶えずお母様に落ち着いてもらい、術前検査がすぐに一区切りつくことを説明するしかありませんでした。

 

足の指移植手術はマイクロサージャリーの一種であり、手術時間は約10時間かかりました。形成外科系主任林志鴻が執刀医を務め、ムハンナド君のお母様は全過程で付き添いました。訪問した時にはお父様も「妻も手術過程ではとても緊張しており、手術室を出るその瞬間になって、ようやく心の荷が下りました」と話して下さいました。術後、ムハンナド君はお父様に「ぼくうれしいよ。だってぼくの親指良くなったんだもん」と言いました。お父様の口から、ムハンナド君の気持ちが語られる間には、このオマーン人一家の表情には、台湾の林口長庚医院の医療サービスに寄せる信頼、満足、そして暖かい気持ちが全て見て取れました。更に「両親は我が子が喜ぶ姿を見れば、どんな苦しみでも無駄だとは思わないものです」と説明して下さいました。それ以降のリハビリ治療については、科主任林志鴻の診断により、術後のリハビリ治療過程は6カ月から1年の期間が必要で、期間の長さはムハンナド君の右親指の回復状況によると判断されました。

 

ムハンナド君一家は台湾にいる間、台北世界貿易センター、台北市立動物園などに観光に行きました。更にはムハンナド君が手術を受ける2日前に、お父様はわざわざ彼を連れて遊びに出かけてもあげたのです。それはムハンナド君に晴れ晴れとした気分で手術を受けてほしかったからなのです。お父様のここまで細やかでしっかりとした気配りに、私達は感動せずにはいられませんでした。お父様は台湾は人々が友好的で、治安が良く、台湾で暮らした期間は彼らはとても自由で気兼ねなく過ごせたと言いました。「台湾は私達の第二の古里です。こんなに気兼ねなく暮らせる国があったら、絶対にもう一度尋ねてみたいと思うものですよ」。彼は次回また台湾に来るのを待ち望み、そして帰国してからはオマーン人に対して、台湾に来て林口長庚医院の上質の医療サービスを受けるよう力いっぱい推薦するとも約束して下さいました。そして形成外科主任林志鴻、国際医療センターの荘ケース・マネージャーには心から感謝していただけました。

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